
質問内容
回答
ダブルカラーの種類
①まずはベースとなるカラーリングを施します。ダブルカラーの場合は狙う色味を出すためになるべく明るくする事が多いです。
明るくするカラーには、
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- ブリーチ(1番明るくできる)
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- ライトナー(色素を持たない明るくするためだけのカラー)
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- 脱染剤(黒染め落としなど)
- 通常の高明度カラー
などが挙げられます。
これらのカラーを混ぜ合わせる場合もあります。
②次に狙う色味を出していくためのカラーリングを施していきます。
やり方は主に2通りあり、
1つ目のカラーを流してそのままシャンプー台でカラーをしていくトナーというものと
通常のようにもう一度カラーをしていくやり方があります。
どちらかというと前者の方が、淡く色を発色させる場合に多く用いられ、後者の方がしっかりと色を入れたい場合に使われます。
ちなみにダブルカラーを希望されるお客様でダメージをきにされる方はとても多いのですが、
このダメージは2回カラーをするから出てくるというよりは、「1度目の明るくするカラー」のダメージがほとんどです。
2回目の色味補給のカラーは実はそこまで大きなダメージはでないものなのです。
ダブルカラーのメリットとデメリット
メリット
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- カラーのバリエーションが増える
- オシャレな色が楽しめる
デメリット
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- お金や時間がかかる
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- ダメージが出てしまう
- 色持ちが悪い
といったところです。
デメリットの面では「色持ち」が1番ネックになってしまいます。
特に1度目のカラーでブリーチを使用した場合は1~2週間程度で金髪のような色になってしまうことは珍しくなく、別の記事でも書きますが「特別なシャンプー」を使わなければけっこう厳しいかと思います。
また、ダメージも覚悟はしていたとしてもミディアムで3.4年、ロングで4.5年くらいはダメージを引きずることになってしまうので
ダブルカラーをする場合はそこにも注意すると後悔しなくて済むと思います(^^)
ちなみにカットルームカラーではブリーチを使ったダブルカラーはしておりませんのでご了承下さいませ。