

質問内容
回答
アッシュ系のカラーにするには
髪色は大きく分けると
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- 赤みの入った暖色系カラー
- 赤みを抑えた寒色系カラー
の2つに分類されます。
よく言われるように、日本人は赤みのメラニン色素を多く持っており、
(実は黒髪ではなく、赤を含んだ褐色という色です)
寒色のアッシュ系にするにはその赤みを打ち消すカラーを施さなくてはなりません。
なので赤みの強い方には、それを計算してアッシュにマット(緑)のカラーを組み合わせることもあります。
外国人風カラーもアッシュがベースになっている
数年前から多くなっている「外国人風カラー」というものもアッシュがベースになっています。
これは日本人の髪に多く含まれている「赤み」打ち消し、さらにアッシュの色を重ねることにより、灰味がかったくすんだ感じの、外国人のような柔らかい質感が得られるのです。
そのシーズン毎に流行のカラーはあるのですが、来店されるお客様の7割くらいがアッシュ系などの寒色系のカラーリングをご希望されます。
キレイなアッシュ系のカラーにするには?
まず、自毛のメラニンタイプによっても変わるのですが、赤みの強い方はやはり一度全体的に明るくしてから色を重ねてカラーする「ダブルカラー」がオススメです。
明るくするカラーは希望の色味や髪質に合わせて3つの中から最適なものを選びます。
①ブリーチをする。
希望するカラーがかなり明るめで透明感のあるようなカラーであればブリーチが必要な場合が多いです。
また、一度のブリーチでは足りない場合もあるのでその場合【ブリーチ+ブリーチ+アッシュ系カラー】という3段階になります。
②ブリーチを使わず明るめのカラーをする。
ブリーチはダメージが気になるし、色が抜けてきた時に明るくなりすぎるのは嫌だという方は、ライトナーというカラーを使って明るく染めます。
ブリーチほどの明るさは出せないですが、一回のカラーでするよりは発色がキレイになります。
③アッシュ系のハイトーンカラーで明るくする。
これは、明るくするのにもアッシュを使い、さらにアッシュを重ねることで自毛のメラニンを削りすぎに発色を高める方法です。
最近のカラーはかなり進化してきているので、この方法はかなりオススメです。
やはり、①でないとどうしても表現できない色というのはあるのですが、個人的には今後の手入れなどのことも考えると、
特にミディアム~ロングヘアの方は③がオススメです。
ちなみにカットルームカラーではブリーチを使ったダブルカラーはメニューにございませんのでご了承下さいませ。