常連であればこういったことはあまり気にされないかと思いますが、初めての時やまだそこまで慣れ親しんでいない時にはこういったことを気にされるお客様は多いです。
特に自分の希望や要望を説明するのが苦手な方からするとけっこう悩みのタネだったり、サロンから足が遠ざかってしまう要因だと思います。
しかし、美容師側からするとそこまでかっちり決めてこなくても良いというのがホンネです。あまり希望やが強すぎるのもそれを叶えることが不可能な時もありますしね。
とはいえ、こういった悩みや疑問をお持ちの方は「過去にイヤな思い」をされたからではないでしょうか?
とういうことで、少しまとめてみましたので是非ご参考にしてください。
まったくの考えなしやお任せは「困る場合もある」
基本的には「サロンに来てから一緒に考える」でオッケーなのですが、美容師側からして「困ったな」と思う場合があるのは上記のパターンです。
もちろん程度にもよるのですが、どうしたいかと尋ねて「わからない」と思考停止状態で切り返してくるパターンは少し困る時もあります。
タイプとしては楽観的な方が多いように感じます。
こちらから提案もさせて頂きたいのですが、ある程度は希望のベースがあるととてもやりやすいです。(長さは切りたいor切りたくない、髪色は明るくしたいorしたくない)くらいはなんとなくでも考えておくと良いでしょう。
次に、完全お任せパターンなのですが、実際のところは「完全なお任せ」はめったにありませんよね?やりたくないヘアスタイル、嫌いな感じを教えてもらえるととても助かります。
どこまで考えればいいの?
ポイントとしては
・長さ(何となくどれくらい切りたいのか)
・量(軽くしたい、重めがいいなど)
の2点です。あまり細かくレイヤーがどうとかは考えなくてもいいと思います。逆にそういった先入観が邪魔をしてしまうことすら有ります。
ベストなのは、切り抜きや携帯で気に入った画像を見せることですね。やはり写真で見せるのが一番イメージを捉えやすいです。
自分も性格的に切り抜きなどを見せるのは恥ずかしいと感じるタイプなのですが、照れずに持っていくことをお勧めします笑
けっきょく決めていった方がいいってこと?
というわけでもないのですが、ある程度は考えておく方がイヤな思いをする可能性は減らせると思います。
ゆっくりしている日だったらいいのですが忙しい日だったりすると、お客様も美容師側もどちらも落ち着かなかったりもしますしね。
有名なヘアライターさんが「美容師はエスパーじゃないし、お客様はプロじゃない」みたいなことを言っていましたが、自分も本当にその通りだと思います。
双方が歩み寄ることでより良いヘアスタイルができるのではないでしょうか。