

お客様とお話をしていてよく出てくる話題です。半分冗談、半分本気で話をして来てこちらの様子を伺うような。。。
個人的には全然気にしないんですけど、皆さんの中でやっぱり「オバさんはロングはダメ」みたいなのがあって、でも「私はまだオバさんじゃない!」「オバさんだけどオバさんじゃない!」みたいな
というか確かに今の40代の方ってすごくキレイな方が多いですよね。そんなこともあって昔の価値観は見直すべきかもしれませんね。
今も昔も年齢を重ねるとショートにする方は多い
これは美容師をしていて感じる事実です。
理由は、
・髪のハリコシが無くなるのでロングヘアだとペタッとしてしまう。
・ロングヘアにすると髪が傷んで見えてしまう。
という「髪質の変化」によるところが多いです。どうしても加齢に伴い髪質は「細く、柔らかく」なってしまい「油分と水分」も少なくなってしまいます。
若い時よりもカラーやパーマ等でダメージを感じやすくなるのもこのためです。
髪の毛は生えて来た時から減点方式でダメージは進んでいくのですが、ロングヘアともなると3年~4年程度かかるので、
どうしてもカラーやパーマなどのケミカルダメージに加え、ドライヤーや紫外線、エアコン等の日常的なダメージが蓄積されてしまいキレイな状態をキープするのが難しくなるのです。
ロングヘアが似合わないというよりはショートヘアが似合うようになる
上記の通りロングヘアになると髪質の面でハードルが多少なりとも高くなるのですが、ショートやボブの場合はその心配がほとんどありません。
またトップにボリュームを出しやすくなるため若々しく見せることができます。(髪のボリュームを上に上げるとお肌がリフトアップして見えます)
年齢を重ねていくと、輪郭や骨格のコンプレックスはより悪い方向へと目立ちやすくなってしまうものです。
その時にスタイリングでカバーすることができればもちろんそれでも良いのですが、ショートヘアにすることで、カットやパーマでの骨格や髪質への対応は断然やりやすくなります。
それでもいけるとこまでロングヘアでいたい!
なんて方は、いくつかのポイントを気をつけることで年齢を重ねても健やかな髪を保ちやすくなります。
①頭皮マッサージをする。
美容室でヘッドスパなどのマッサージメニューをするのも良いですが、お風呂上がりやお風呂の中で1.2分ほど頭皮マッサージをしてあげましょう。
こめかみのあたりや、耳周りなどを「痛気もちいいくらいの強さ」で揉みほぐしてあげると効果的です。
特に頭頂部は筋肉がないので血行が悪くなりやすい&常に重力で下に引っ張られているので頭皮が薄くなりやすいので、優しく揉みほぐしてあげましょう。
お金もかからず1番簡単で効果的なのがこの方法です。
②育毛剤をつける。
育毛シャンプーなどよりもお風呂上がりにつける育毛剤の方が効果的です。(洗い流すものは単品で使ってもそこまで効果はありません)これを①と組み合わせることで効果は飛躍的に上がる人が多いです。
③食事と睡眠
髪に限りませんがやっぱりこれが全てのベースです。別にワカメをたくさん食べろとは言いませんが笑、きちんとした栄養のあるものを食べ、しっかりと睡眠をとりましょう。
よくストレスも髪質に大きな影響を与えると言いますが、ストレスの軽減のためにも栄養と睡眠は大切です。
いかがでしたか?
自分に似合うヘアスタイルは時代や年齢とともに少しづつ変わっていくものです。他人から見て古く見えたりしないようにも気をつけたいですね☆