

ここ数年で一気にブレイクし、まだまだ進化し続ける「外国人風ヘアカラー」
今日はどうすればキレイな外国人風ヘアカラーが楽しめるかをご説明させていただきます。
そもそも「外国人風カラー」って?
外国人風カラーとは主にヨーロッパ系の透明感があり柔らかい髪質を作るようなヘアカラーを指すことが多いです。
ここで日本人と圧倒的に違うのが地毛の「メラニン色素」です。
メラニン色素には「赤・青・黄・灰」とあり外国人風ヘアカラーにしていく場合、日本人はどうしてもこの赤色のメラニン色素が邪魔をしてしまうのです。
ブリーチを使った外国人風カラー
そこでマストとなるのがブリーチを使って、地毛のメラニンをできるだけ多く削る(脱色させる)ことです。
ブリーチを使うことで、色の自由度は格段に増えるのですがデメリットもあります。
それはやはり「髪のダメージ」です。
ブリーチは普通にしてしまうと、通常のカラーとは比較にならないほどのダメージが出てしまいます。
だから美容室でも多くのところではあまりオススメされることはありません。
それどころか、なんとかブリーチオンカラーにならないようにお客様を説得しようとします。
多くの場合それは「自信がないから」です。しかし無理はありません。サロンで力を入れて取り組んでいる。もしくは個人的にすごく好きでないと、そういったお客様はめったに来られないので、経験値もたまるはずがありません。
一度に2回以上のカラーをすることになるので、料金や時間がかかること、ダメージが出ることをご理解いただいた上でしたら、ブリーチをしてからのダブルカラーといった手法は外国人風ヘアカラーには適していると言えます。
ブリーチなしで外国人風カラー
お客様としても、ダメージリスクや色持ち、料金等のことを踏まえ、ブリーチをせずにする外国人風カラーが魅力的だと思います。
もちろんそういった場合でも大丈夫です。(発色や持ち等はベースの状態によります。)
今はカラー剤自体も進歩しており、イルミナカラーというカラーも、とても発色がキレイで、シングルカラーでのデザインの幅を広げてくれています。
ちなみにブリーチなしのダブルカラーも発色を良くするための優れた方法です。この辺りは信頼できる担当の美容師に相談するといいでしょう。
ハイライトを使った外国人風カラー
この手法は部分的にブリーチを使いダブルカラーをする方法で、ブリーチを使うことで発色を良くしつつハイライトで立体感をだすオススメの方法です。
全体ブリーチよりもダメージを感じにくく、ハイライトの入れ方によっては褪色した時にも目立ちにくくすることもできたり、その他にもバリエーションが豊富にあるのが特徴です。
ちなみにカットルームカラーではブリーチを使ったヘアカラーはしておりませんのでご了承くださいませ。