

シャンプーって種類がありすぎて、しかも情報もありすぎて、いったい何がいいのかよくわからないですよね??
結論から言うと人それぞれ合うものは違う。
そう、誰にでも合う万能のシャンプーなんてありません。
そりゃあそうですよね。
人によって髪質も違えばダメージ度合いも違う。
ボリュームを出したい人もいれば抑えたい人もいる。
さらには質感の好みまで違う。
それなのに「このシャンプーは万能だ!」なんて言ってるのは逆に怪しいです笑
間違った知識も世の中には溢れている!
①1番の代表格でいうと「シリコンは悪!ノンシリコンシャンプーの方が髪にいい!」これが1番多いのではないでしょうか?実際どうなんでしょう?シリコンってそんなに悪いの?過去の記事でも紹介していますが、シリコンは悪ではありません。
安全性に関しても問題ないですし、必要な髪とそうでない髪があるだけです。シリコン以上に安全面、コストパフォーマンスに優れているものは今のところありません。
ちなみにシリコンが入っていないと髪がギシギシになるっていうのも間違いです。シリコン以外にも髪をコーティングしたり手触りを良くしてくれる成分はたくさんあるので、そういったものが入っていれば問題ないでしょう。
②次によく聞くのが「オーガニックシャンプーが髪にはいい!」これを声高らかに言う人はいったい何を根拠に言っているのでしょう。この話には石油系はダメという発想が基になっているのですが、これも間違いです。ちゃんとした専門家に聞けばはっきりと答えてくれます。
なぜなら、よく問題視される「ラウレス硫酸ナトリウム」ですが、これは植物由来のもの石油由来のものがあります。そしてそれらはCH3(CH2)10CH2(OCH2CH2)nOSO3Naという化学式で表されるただ一つの物質なのです。
そこには植物由来も石油由来もありません。これが真実で、石油系シャンプーが悪いというのはネガティヴキャンペーンというやつです。
③なんかよくはわからないけど「経皮毒って怖い」みたいなのも根強くありますよね。実は自分も十数年前はがっつり信じていました。でもこれも嘘なんですよね。
羊水がシャンプーの匂いがしたとかなんとかっていう情報がネットに出回っていたりしますがそんなものはありません。
経皮毒という言葉自体が造語です。こちらも専門家聞けばはっきりと否定していただけます。
ということで、巷に出回っている情報はほんとガセが多いです。そして、一般の方からすると一番身近な「髪の専門家」である美容師も99%はこういった情報に対してほとんど知識がありません。(アラサー男性美容師は知ってる割合高いかな?)
自分にあったシャンプーを知ろう
まずは自分がどんなシャンプーを求めているのか整理してみましょう。絶対にここからがスタートです☆
・ダメージは気になる?
・しっとりが好き?ふんわりが好き?
・くせ毛のボリュームを抑えたい?
・無添加にこだわりたい?
・コーティングなしでいきたい?
・とにかく見た目のツヤを大事にしたい?
・シャンプーの香りは重要?
・頭皮の悩みはある?(フケ、カユミなど)
などなど、人によって求めるものが全然違うはずです。それらを加味した上でシャンプー選びをするといいと思います。
わかりやすいようにざっくりとタイプ分けすると、、、
A…ダメージ毛もしっとりツヤツヤ。高補修を謳うケミカル系シャンプー(9割以上のシャンプーはこのタイプです)
B…コーティングや汚れを落とすことに特化した素髪シャンプー
C…余分なものは入れず肌にも優しい。無添加系シャンプー
ざっくりいうとこの3つのタイプです。
こんな感じで考えてみてはいかがでしょうか♪
①敏感肌でフケやかゆみが気になる。
Yes⇒問答無用で《C》を中心に選びましょう。
No⇒②へ
②しっとりした質感が好きだ。
Yes⇒しっとりが好きならやっぱり王道のケミカル系シャンプー《A》がオススメ。でも種類はかなりあるのでさらに細分化して選びましょう。(ノンシリコンやオーガニックにこだわる必要はゼロ)
No⇒《B》がいいかも。
色々考えるのが面倒くさがりなあなたにはこんな3択でいかがでしょうか?笑
でも、実際のところはこんな感じで考えてあげるとバッチリですよ☆そして、実はほとんどの方に1番オススメなのは《B》です。
髪質も大事だけど気分も大切♪
個人的にはこれけっこう大事です。「正しいものが良いとは限らない」とはよく言ったもので、特に香りなんて好きな香りを使えたらいいと思うし、質感だってその時によって変えたい場合だってある。
デートの時はしっとりツヤツヤなんてね♪
というわけで、こんなのもお役立てれば幸いです☆